前回、水の話題を出しましたので、今回も水の話題をお送りします。

ご飯の重量の内、水の占める割合ってどれくらいと思いますか?
お米を炊くと、もともとのお米の重量の約2.25倍のご飯として炊きあがります。ということは、ご飯の約56%ぐらいが水と言うことになります。
またもともとのお米の約14%水分ですので、炊きあがったご飯の実に62%程度が水と言うことになります。
このことからわかるように、ご飯のおいしさはお米の品質に大きく左右されますが、水もとても大事なのです。
新潟県に旅行に行ったときに、「新潟で食べたご飯は特においしかった。」と言うことをよく耳にします。さらにその方から「でもなぜかそこのお米を買って帰って自宅で食べるとその時ほどの感動はないのです」と言うことも聞くのです。
その理由について3つのことが考えられると思います。

その①、これは科学的なことですが、水の硬度です。私がいろいろな水(市販されているあらゆるミネラルウォーター)で炊飯実験をしたところ。硬度が 30mg/L前後の水で炊いた場合がとてもおいしかったのです。そこで、新潟駅周辺の水の硬度を調べてみました。なんと30mg/L前後なのです。水の硬 度についは次回に詳しく説明します。

その②、技術的なことで炊き方です。やはりプロが大量に炊かれるので旨く炊けるのだと思います。


その③、これは心理的なことで景色や空気のよい環境や米どころ新潟であること、おひつに入って出てきたりなどの非日常的な心理的・視覚的要因でおいしく感じることです。
いづれにしても、ご飯は毎日一生食べ続けるものです。おいしく食べることは何物にも代えられない幸せですよね。
今後、私の本メルマガが、これら3つの要因を情報としてお送りさせていただくことによって、今までより更においしいご飯を食べていただけることができれば、私の何よりの喜びです。